リフォームして増築をするときには強度や景観の点で既存の建物との調和を十分考える必要がある。

リフォームして増築するときのポイント
リフォームして増築するときのポイント

リフォームして増築するときのポイント

住宅を購入あるいは注文する際には、自分たちが希望する生活のスタイルを思い描いて、それにふさわしいものを選ぶことになるので、そのような希望に沿うものである限りは不満や不便はあまり感じることは無い。しかし、生活を続けていくうちに、生活のスタイルの方が変化するということはある。仕事が変わったり、家族構成が変更したりすると、生活のしやすさのようなものだけではなく、既存の建物をリフォームしないとどうしても生活がうまく行かないと思われる事がある。もちろん、このような数年先のことを見越して購入あるいは注文するものではあると思うが、数年先のことを具体的に予想することは困難なため、予想と違ったり、事実は予想通りなのだが、生活のスタイルとの関連で思っていたのとは異なるということもある。そのようなときには家のリフォームが必要となるのだが、例えば増築などをするときでも、必要な分を必要な分だけ増築すればよいというものでは無い。
もちろん、必要な分を必要な分だけ増築することで、目の前の必要性を満たすことは出来る。新しく増えた家族用に部屋が欲しいときには、その者用に部屋を増やせばよい。しかし、建物を部分部分のつなぎあわせでのみ出来上がっているものでは無い。古い日本家屋にプレハブ風の一間をつなぎ合わせると、違和感は隠しようがないだろう。また、建物の強度については、建物全体として考えられている。一般的に柱や壁が増えれば強度は増大するものだが、建物全体の強度バランスの上では、むしろ強度を減少させる可能性もある。また、既存の建物についは強度が低下しているものなので、これに単純に新しい建物を付け加える事も、あまり好ましくは無い。接合部分の補強などの工夫が必要なのだ。見た目の違和感などは住人の感性によるところが大きいが、建物の強度は住人の安全に関わることなので、まったく自由に任せるというのも適当ではないだろう。増築については全体のバランスを考えたい。

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